トンイル・ツアーの歴史
トンイル・ツアーは、2013年にオーストラリアのアレク・シグリ(Alek Sigley)によって設立され、2016年にニコライ・ヨンセン(Nikolai Johnsen)が入社しました。トンイル・ツアーは、世界中の友人たちが安全で、教育的で、忘れられない北朝鮮旅行を体験できるよう支援することに全力で取り組んでいます。
社名
「トンイル」(통일)とはコリア語で「統一」を意味する。朝鮮半島の南北にいる人々が、将来、共通の未来を一つの国として再構築するために協力するというたくさんのコリアンの希望を表明しています。私たちにとって、「トンイル」は、異文化背景の人々を集めて、友情、相互理解、そして楽しみを育てたいという希望を表しています。
北朝鮮ツアーへのアプローチ
私たちの望みは、旅行者が北朝鮮とその国民をより理解できるよう支援することです。そのため、北朝鮮の実情に、より適合したアプローチを採用することが必要だと思っています。すなわちそれは、固定観念にとらわれず 、北朝鮮の文化、歴史、社会の複雑さを分かることです。最も重要なのは、北朝鮮人と外国人の両方が共有する人間らしさを旅行者に体験させることです。したがって、北朝鮮旅行で現地の人々と交流する機会を提供することに重点を置いています。
北朝鮮旅行の専門知識
朝鮮半島の文化、歴史、社会と言語を学ぶ専門家として、我々は楽しく洞察力のある北朝鮮旅行経験をお客様にもたらすための資格を持っています。北朝鮮のパートナーとの分かち合い、相互信頼と尊敬は、すべてのツアーを特別なものにします。コリア学の世界で尊敬される講師や学者と協力することによって、より教育的な価値をもたらすことができます。
トンイル・ツアーのメンバー
トンイル・ツアーのパートナー、戦略アドバイザー、ガイドなどはすべて北東アジアの言語、文化、歴史、社会を大学や大学院で研究したことがあります。
アレク・シグリ(Alek Sigley)
創業者・VPオペレーション
アレクはオーストラリア出身で、日本、北京、上海、コリアの居住歴を持っています。現在オーストラリア国立大学で哲学とアジア研究を学んでいます。彼は流暢な中国語と韓国語を話すだけでなく、日本語会話もできます。北朝鮮の映画、文学、さらには北朝鮮の文化、歴史、そして社会に学問的な興味を持っています。
ジェームズ・ベル
ジェームズも何度も北朝鮮を訪れ、東アジアに7年以上住んでいます。ジェームズは、外国企業と東アジアの様々な市場への参入について援助と相談をしています。北朝鮮のツアーを多数企画し案内したことあります。国際関係の修士号を持ち、コリア語は流暢です。
学者パートナー
トンイル・ツアーの学者パートナーは当社の教育と関与の両方の焦点をサポートし、特別ツアーに参加し、出発前にブリーフィングを行い、学生や大学グループの特有のコリアについての講義を開催します。
アンドレイ・ランコフ教授
アンドレイ・ランコフは、1963年にレニングラード(現在サンクト・ペテルブルク)で生まれました。レニングラード州立大学で博士課程を修了(1989年)する前に、1984年に留学生として平壌の金日成総合大学に通いました。1996年〜2004年までオーストラリア国立大学でコリアの歴史を教え、2004年以来ソウルの国民大学で教えています。ランコフ教授の主な研究分野は北朝鮮の歴史と社会です。『北朝鮮の核心――そのロジックと国際社会の課題』(Oxford University Press, 2013)などの北朝鮮に関する本の著者です。ランコフ教授の研究や意見は、ウォールストリートジャーナル、ニューヨークタイムズ、フィナンシャルタイムズ、ニューズウィークなどのニュースメディアにも掲載され、数々の学術論文も出版されています。
タチアナ・ガブロセンコ教授
ガブロセンコ教授は北朝鮮の映画、文学と文化政策の研究者です。オーストラリア国立大学で博士号を取得し、現在ソウルの高麗大学で北朝鮮学の教授として務めています。 Choice誌の2012年の優秀学術書リストに掲載されている『Soldiers on the Cultural Front: Developments in the early history of North Korean literature』の著者であります。
専門家パートナー
ルーベン・テオ
写真家パートナー
ルーベン・テオはマレーシアのクアラルンプールに本拠を置くプロの写真家であり、北朝鮮を2回訪れました。ルーベンは風景写真に焦点を当てています。当社サイトに掲載されている多くの写真はルーベンの作品です。